男性ソロ育休、取ってみました【パパ育休体験談】
長女が1〜2歳頃、妻と育休を交代して一人で男性育休(ソロ育休)を取りました。
(妻の育休0〜1歳頃/僕の育休1〜2歳頃)
ワンオペ育休はとにかく大変!でも、家族の未来には大きなプラスになる。
という物だと感じました。
僕が感じた男性育休(パパ育休)のメリット・デメリットについて書いてみようと思います。
この体験が、これから育休取得を考えているパパたち、ママたちのヒントになれば嬉しいです。
男性育休で大変だったこと
1. 育児そのものがハードすぎる
育児は子どもによっても、周りの環境によっても難易度が変わってくると思いました。
うちの長女はというと…
- 昼寝しない
- 夜もなかなか寝ない
- がっつりイヤイヤ期
- 泣き声が大きすぎて耳が痛い(次女の倍の声量 笑)
- 祖父母はまだ現役で頼れない
- 熱性けいれんで救急車…
- 喘息疑いで病院通い
- 市民病院で原因不明の病気→県下最大の病院へ(もう治りました)
自由にトイレに行ける。決められた休憩時間がある。何事もなく毎日過ごせる。
そんな当たり前が、どれだけ貴重だったかを思い知りました。
育休中に副業や資格取得・・・それどころではない…!
なんとか毎日を生きて生きて、育児休業を乗り切った。そんな感想です。

2. 男性育休ならではの壁(社会の目)
男性が育児休業を取ることに対する社会の目は、まだまだ厳しいこともあります。
- 「うちの職場も男が育休取ってて…回らないよ」
- 「ちゃんとやってる?奥さん大変なんだから…」
- 「◯◯できなきゃイクメンじゃないね〜」
うん。言いたいことは分かる。笑
これから男性育休を取るパパはこれらの言葉、無視しましょう。笑
ママが「旦那が育休を取っても結局何もしないわ…」「逆にストレスが増えた!むかつく!」とか言ってたらもちろんだめですが、他人の言うことはスルーで笑
また、ママ友ができづらく孤独感を感じやすいこともあります。
性別が違うことで遠慮してしまう場面もありました。
それでも、公園や子育て支援センターでできたママ友、昔の友人など多くの人に助けられました。
育休中は人や社会とのつながりを感じづらいです。
「人と話すこと」が働いているとき以上に必要だと感じました。

↑疲れ果てる僕 (妻撮影 笑)
育休を取って本当に良かったこと
1. 夫婦お互いの気持ちが分かるようになった
現在は妻と一緒に次女の育休中。
トイレも自由に行けるし、夜寝られなかったら日中に寝ることもできます。
でもソロ育休(ワンオペ育休)だと…
- 寝かしつけに失敗して泣き叫ぶ長女を見るのも一人
- 子育て支援センターでまだ遊びたくてパニックになったときも一人
- 救急車を呼んで待っているときも一人
- 家事と育児の2つの仕事を進めるのも一人
…当たり前ですが、全部一人なんです。(涙)
子どもを一人で見ることの過酷さを痛感しました。
「こんなに大変なことを体がしんどい中やっててくれたんだ…」と妻への感謝の気持ちも大きくなりました。
世の中のママたち凄すぎ…
また、妻も「仕事から帰ってきた後の育児の辛さが分かった」と言っていました。
仕事に行く人、家で子どもを見る人。
お互いの大変さを実感できるようになったのは、最大の収穫です。
2. 家事・育児スキルUP!料理も成長
特に料理は大きな変化でした。
正直、料理はほとんど妻にまかせてきました。(妻は本当に上手!)
今でも多くの料理はレシピを見ないと作れませんが、ぱっと作れるメニューがいくつかあるだけで家庭がスムーズに。
育休中に覚えた!パパにおすすめ簡単レシピ
- 豚汁:具材を変えればバリエーション無限。洋風にすればポトフにも!
- 肉じゃが:じゃがいも抜きで時短&たくさん作って保存。
- ハンバーグ:焼いてから冷凍OK。副菜はカット野菜&ミニトマトで楽に。
また、子どものことを以前より把握するようになりました。
- お出かけの準備物(着替え・スタイ・虫除けなど)
- 通院内容や処方薬の管理
- 身長・体重・検診の予定
夫婦どちらでも対応できる体制になったのは大きな進歩です。

3. おすすめの育休の過ごし方(パパ向け)
「育休って何すればいいの?」というパパに、僕がやってよかったことを紹介します。
1 児童館・子育て支援センターに行く
まずはここ!おもちゃが豊富。市のイベント、保育園に関することなどいろいろな情報も知れます。また、スタッフの方と話すだけでも心が軽くなります。
育休中は「人と話すこと」が心を軽くします(2回目)
市外、県外の支援センターにも行きました。(いつも同じ施設だと大人が飽きる)
新しい施設だと本当に綺麗で有料級施設も!
2 インスタで情報を集める
感触遊び、木を使った遊び場、親子カフェ、フォトブースで撮影会などに行きました。
生活を整えて少しだけ余裕が出たらおすすめです。
今しかできません。
3 リトミックや体操などの習い事に参加
市主催のものは安価で内容も充実。僕はピアノが趣味なのでリトミックが楽しかったです!娘との思い出ができて、成長も感じられ、ママ友もできました(今では妻のママ友に!)。
自宅にずっといることは難しいので(本当に無理なんです)外出が多かったですが、娘と一緒に料理をしたり、お風呂場で水遊びを楽しんだりもしました。
今しかないこの時間を一緒に過ごせることが、とても貴重で、嬉しく感じました。

終わりに
男性育休(パパの育休)は本当にハードで、涙が出て怒れて、どうにもこうにもいかなくて…
それでも、夫婦で支え合う土台を築く時間、娘との楽しい思い出を作る時間でもありました。
育休は、過酷な修行であり、かけがえのない喜びの時間である。
(ちょっと名言っぽい!( ・´ー・`)どや)
これからパパ育休・男性育休を検討している方の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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