【言うこと、聞いてくれやあああああああ】
「なんでこんなことするの〜?」
「何やっても通じない、どうしたらいいの〜!」
「そんなことしたら危ないじゃん!!」
「ってか、もう疲れた限界…\(^o^)/」

育児中、そんなふうに思ったことありませんか?
僕はあります。たくさんあります。笑
僕の仕事(特別支援学校の先生)では「子どもの行動には理由がある」という視点で授業や指導を行います。
(応用行動分析という手法です)
この考え方、家庭の育児にもめちゃくちゃ役立ちました!
今日はその中から、育児がちょっと楽になるヒントを紹介します!
お友達を触っちゃうとき…行動の理由を考えてみた🤔
支援センターで、うちの子が急にお友達の顔をペチッ…!
「ダメでしょ!」って言いたくなるけど、まずは一呼吸。
「なんでこの行動が出たんだろう?」と考えてみました。

💡 行動の目的って?
子どもの行動には、主に4つの目的があると言われています。
- ✋ 感覚刺激がほしい(触ると気持ちいい)
- 👀 注目を引きたい(ママ見て〜)
- 💬 気持ちを伝えたい(遊ぼう!)
- 🏃♀️ 嫌なことから逃げたい(無理無理無理〜!)
このときは「感覚」っぽかったので、
代わりに触り心地のよいおもちゃを渡して、そっと体の向きを変えました。
お友達の顔よりも楽しい感触の物があれば、そちらに注意が向ので
その環境を整えることが大切です
しかし、もしこれが「注目を引きたい」が目的だったら、
おもちゃを渡すのはNGなんです!
→ 顔を触る
→ かまってもらえる
→ もう一回やろ♡
となっちゃいます。
そういうときは、何もしていない時にいっぱいかまう!
という対応をすることになります。
行動の目的によって、こちらの対応も変わってきます。
【でも…無理な日は無理!】
育児って、思い通りにならないことだらけ。
でもちょっと余裕があるときは、
「この行動、なんで起きたのかな?」と考えると、
冷静に対応できる瞬間が少し増えるかもしれません。
ただし!!!!!!
そんなことが考えられるのは、心に余裕があるときだけ。
朝ごはんを食べさせて、
食器を洗ってると、床にご飯を投げられて…
食べ終われば後追いが始まり、
TVを見せても30分もたず、洗濯もできないまま公園へ出発。
そろそろお昼かと思えば「帰りたくなあああああい!!!」と泣かれ、
やっと昼ごはん。
トイレに行けばドア越しに泣かれ、ドアの前でトイレ。
寝かしつけも失敗。
限界すぎて支援センターに行ったら…
友達の顔を叩いてしまった娘。

はい実話です笑
もう、冷静になれるわけないですよね。笑
なれるはずない。
もう限界超えてるよ。こっちは。
だから、たくさん人に頼りましょうね。
自分に優しくしましょうね。
育児中のみんなは、本当にすでにもう頑張ってるんだー!!
えらいぞ!!!わたしたち!
(自分で褒めていくスタイル)
【おわりに】
育児で一番大切なのは、パパやママの心の余裕と健康。
自分を大事にしながら、今日もなんとかやっていきましょう!
「ちょっとだけ育児が楽になった!」
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです☺️
今日も育児、本当にお疲れさまでした!!
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